「疲れた」「しんどい」と感じるのは当然のこと
不登校のお子さんを持つ親御さんから、「もう疲れた」「どうしていいかわからない」「限界を感じる」という声をよく伺います。
朝、学校に行けない子どもの様子を見守りながら、「今日はどうだろう」と期待と不安を抱く。周囲からの視線や言葉に傷つき、将来への不安に押しつぶされそうになる。
なぜ不登校の子どもを持つ親は疲れるのか
1. 終わりの見えない不安との闘い
「いつまで続くのか」「この先どうなるのか」という先の見えない不安は、想像以上に心を消耗させますよね。
2. 24時間365日の気配り
常に子どもの様子に気を配り、声かけのタイミングや言葉選びに神経を使います。この「常に気を張っている状態」が疲労を蓄積させます。
3. 周囲の理解不足による孤立感
「甘やかしているからだ」といった心ない言葉。誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまうことで、疲労はさらに増していきますよね。
4. 自責の念と罪悪感
「自分の育て方が間違っていたのでは」という罪悪感が、休息を取ることへの抵抗感を生みます。
疲れを感じることは、弱さではありません。それだけ一生懸命お子様と向き合ってきた証拠ですよ。
今日からできる5つのセルフケア
1. 「完璧な親」を手放す
不登校の原因は一つではありません。「親の育て方だけが原因」ということはほとんどありません。
今日からできること:
- 毎日寝る前に「今日できたこと」を3つ書き出す
- 「〜すべき」を「〜できたらいいな」に変える
2. 1日15分の「自分時間」を確保する
親御さん自身がリフレッシュすることは、決して悪いことではありませんよ。
今日からできること:
- 子どもが寝た後の15分、好きな飲み物を飲む
- お風呂で深呼吸を10回する
3. 感情を言語化する
心の中にため込んだ感情は、吐き出すことで軽くなります。
今日からできること:
- ノートに「今日の気持ち」を5分間書き出す
- 「疲れた」「しんどい」と声に出して言ってみる
4. 情報収集に制限を設ける
インターネットで調べすぎると、かえって不安が増すことがありますよね。
今日からできること:
- 情報収集の時間を「1日30分まで」と決める
- 不安を煽る情報源からは距離を置く
5. 小さな達成感を積み重ねる
親御さん自身が小さな達成感を味わうことで、心のエネルギーを回復できます。
今日からできること:
- 朝、カーテンを開けて深呼吸する
- 週末、好きな場所に一人で30分だけ出かける
札幌で相談できる公的機関
一人で抱え込まず、専門家の力を借りることも大切なセルフケアですよ。
| 窓口名 | 対応内容 |
|---|---|
| 札幌市教育相談室 | 不登校全般の相談 |
| 札幌市児童相談所 | 子どもの発達、養育、不登校など |
| 北海道ひきこもり成年相談センター | ひきこもり、不登校、社会参加の悩み |
電話で話すのが辛い場合は、メール相談を受け付けている機関もあります。
ぷろらぼの保護者サポート
札幌市西区にある放課後等デイサービス「ぷろらぼ」では、お子さんの支援だけでなく、保護者の方へのサポートも大切にしています。
保護者面談での「問題解決シート」活用
私たちは定期的な保護者面談の中で、「問題解決シート」を用いた対話を行っています。漠然とした不安を具体的な課題に分解し、優先順位をつけて一つずつ取り組んでいく手法です。
ある保護者の方の事例:
中学2年生の息子さんが不登校になり、「将来が不安」「何から手をつければいいかわからない」と限界を感じていたお母さま。面談で問題解決シートを使い、整理しました。
- 今すぐ解決すべきこと: 生活リズムの改善
- 3ヶ月以内に取り組むこと: 本人の興味関心の把握
- 半年から1年かけて考えること: 進路、学習サポート
「すべてを一度に解決しなくていい」と気づいたことで、お母さまの表情が明るくなりました。
保護者の方が笑顔でいられることが、お子様にとっても一番の安心につながります。一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。
まとめ:まずは親御さん自身を大切に
不登校の子どもを支えるためには、まず親御さん自身が心身ともに健康であることが不可欠です。
今日からできる5つのセルフケア:
- 「完璧な親」を手放す
- 1日15分の「自分時間」を確保する
- 感情を言語化する
- 情報収集に制限を設ける
- 小さな達成感を積み重ねる
「疲れた」「しんどい」と感じることは、決して弱さではありません。それは、一生懸命頑張ってきた証です。
ぷろらぼでは、無料見学・体験を随時受け付けています。保護者の方だけでのご相談も大歓迎ですよ。お問い合わせお待ちしています。


「親なんだから頑張らなきゃ」と自分を責める必要はありませんよ。まずは、疲れている自分自身を認め、ケアすることから始めましょう。あなたは十分頑張っています。